下津井電鉄

下津井電鉄を訪れたのは、1987年5月20~22日です。
昔のフィルムをスキャンしましたので、何枚か掲載します。
当時もナローゲージ(762mm)の路線は珍しく、廃線が噂されていました。
前日の夕方に出発して、東名、名神から中国道に入り、深夜になって西宮名塩SAで仮眠、下津井に着いたのは当日の昼頃になっていたと、記憶しています。
撮影日数から見て、2泊3日の滞在になりますが、どこに宿泊したかは、全く記憶がありまあせん。画面から察するに、初日、2日目は晴れ。3日目は曇りのようです。

下津井1

下津井2

下津井3

下津井4

下津井5

下津井6

下津井7

下津井9

下津井10

下津井13

下津井11



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tag : 下津井電鉄鉄道

キラキラと輝く瀬戸内海を撮影に行きましたが・・・・

キラキラと輝く瀬戸内海を撮影しに行きましたが、天候に恵まれず、イメージ通りの作品ができませんでした。
瀬戸内市
岡山県瀬戸内市

ならばと、目的を変えて、下津井の街を散策する事にしました。
瀬戸大橋の本州側の付け根に、岡山県倉敷市下津井があります。
彼の地には、かつて下津井電鉄の路線があって、1987年に一度、来た事があります。その時は電車の写真だけ撮って帰ってしまいましたが、改めて訪れると、再発見がありました。
下津井は、北前船の寄港地として栄えました。江戸時代の回船問屋が資料館として蘇っています。
大阪港を出た北前船瀬戸内海を西に進み、関門海峡から日本海に出て、北上していました。下津井では、岡山が産地だったイグサや綿花を積んでいたようです。
下津井漁港
下津井漁港

下津井回船問屋3
下津井回船問屋

北前船
北前船

下津井回船問屋2

下津井回船問屋1

回船問屋の他にも、古い街並みを保存しています。
旅も目的が変われば、また違った見方ができます。
下津井の街並み1

下津井の街並み2


その後は、旧・下津井電鉄の面影を探しました。
画面上は、1987年5月20~22日撮影の下津井電鉄
画面下は、現在の同じ場所

東下津井ー琴海  当時、瀬戸大橋は建設中
下津井12

現在の東下津井ー琴海

下津井ー東下津井
下津井14

現在の下津井ー東下津井

下津井駅
下津井8

現在の下津井駅1

下津井電鉄は、倉敷市の下津井駅と、茶屋町(現・倉敷市)の茶屋町駅を結ぶ21Kmの路線でした。1991年までに全線が廃線となり、会社は現在、バス事業などをしています。
レールの幅が、JR在来線の1067mm(3フィート6インチ)より狭い、762mm(2フィート6インチ)で、小ぶりの車両が走っていました。
当時のフィルムをスキャニングし、カテゴリー「鉄道」に何枚か掲載しておきますので、鉄道に興味のある方は、是非ご覧下さい。

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tag : 瀬戸内海下津井北前船下津井電鉄

静岡おでん と 軽減税率

新東名高速道路の静岡サービスエリアには上下線とも、“静岡おでん“が食べられる店がある。
静岡おでんは、「黒はんぺん」などのタネに鰹節の粉と、アオノリをかけて食べるのが特徴だ。
「黒はんぺん」はサバやイワシなどの魚を丸ごとすり身にしているので黒い。関東で良く見かける、白くてフワフワで、おでん鍋になかなか沈まないアレとは別物だ。
新東名を使う時は、わざわざ立ち寄るほどの絶品だ。
静岡SA1
と、まあ、ここまではご当地B級グルメ紹介であるが、ここからが問題だ。
当該の店は、中央におでん鍋があって、客が好きなタネを容器に入れてレジに持って行き精算するスタイルだ。鍋の脇には、「店内でお召し上がりの場合は、消費税10%です」の貼り紙がある。私は「持ち帰りです」と申告し、おでん料金と8%分の納税を済ませて店を出た。そして、10歩ほど歩いたパブリックスペースで食べる事にした。
私の行動は節税対策なのだろうか? 脱法行為なのだろうか? 深く考えると、おでんの味に影響しそうなので、早々に食べた。いつもの“静岡おでん”の味で美味だった。

税金の仕組みは、分かりやすく公平でなければならないが、今の仕組みは複雑で分かりにくい。
静岡SA2

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福島第一原発の汚染水 海洋放出の是非

2020年2月1日
東京電力 福島第一原子力発電所の汚染水を浄化処理した水の処分方法で、海洋放出案が浮上している。
処理方法を検討する政府の小委員会は、トリチウム(三重水素)など放射性物質の濃度を、水で薄めて海洋放出する方法が現実的、としている。
「薄めてしまえば問題ない」とする発想は、高度成長期の“公害たれ流し時代”と、何ら変わらないのではないか。
そもそも、日本の原子力政策は、生態系のサイクルからはみ出してしまう放射性廃棄物の処理方法が確立していないのに、そのうち何とかなるだろう、と見切り発車してしまった事に欠陥がある。
1960年代、70年代は、科学は万能、未来はバラ色だった。しかし、放射性廃棄物の処理方法も、核燃料再利用システムも実現していない。
海水は、地球全体をぐるっとまわる大循環をしている。大西洋を北上した海水はグリーンランド付近で冷やされて沈降し、南極海やインド洋、さらには太平洋を巡って一周している。
この大循環の解明には、皮肉にも、第二次世界大戦後から1960年代にかけて、アメリカやフランスなどが南太平洋で行っていた核実験の際の汚染物質、トリチウムを追いかけた事が一役買っている。
福島第一原発から出る汚染水は、1日あたり170~200トンとされている。
放射性物質を含んだ汚染水を垂れ流すのは、何年、何十年続くのだろうか? 総量はどの位になるのだろうか? 海洋大循環がある限り、その水は、やがて地球全体を巡ることになるだろう。
20200201 福島第一原発(海上より撮影)
福島第一原発  航行中の船舶から撮影

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tag : 福島第一原発汚染水海洋投棄トリチウム海洋大循環ビキニ環礁東日本大震災

プロフィール

乙山 真

Author:乙山 真
埼玉県出身
中学生のころ写真を始める
民放のテレビ局でディレクター、記者、ニュースデスク、プロデューサーなどを経験
退職後は写真三昧の生活

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